インプラントは、歯の根元(歯根)部分にネジ型の器具を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けることで、従来の歯と同様に機能してくれるようにする治療法です。
従来、歯が抜けた場合は入れ歯やブリッジが主流でしたが、インプラントは自然の歯が生えているのと刺激を与えてくれ、歯茎やその周りの骨の退化を防ぎます。そのため、歯茎の色が悪くなることなく、ピンク色で健康的な歯茎を保つことができます。
一方、入れ歯やブリッジは、他の歯に負担をかけるため、どうしてもその部分にダメージを与えてしまいますが、インプラントにはそのような心配はありません。元の歯と同じように使うことができます。
インプラントのネジ部分はインプラント体と呼ばれ、チタン製で金属アレルギーが起きにくい素材です。その大きさは歯根部と同じく約3〜5mmで、長さは6〜18mm程度です。