当院がおすすめするセレック治療
たとえ白色でなくても、自信を持ってすすめたい。

患者様にとって大切な歯を残すために最適な治療とは…。
そう考え、模索の末にたどりついたのが、「セレック」と呼ばれるセラミック製の補綴物を使った治療です。
セレックとは、院内でオールセラミックの補綴物をスピーディーに設計・作製するものです。セレックで作製した補綴物は、天然歯に近い色で審美性にも優れており、見た目にも目立たない点が特徴です。
従来のセレックのシステムは、お口の中に大量のパウダーをかけて撮影をする必要がありました。しかし、当院ではパウダーフリーで撮影可能なセレック オムニカムを導入。治療後の歯との適合性も大幅に高まり、より快適にセレック治療を受けていただくことができるようになりました。
セレックは身体との親和性や生存率も高いため、たとえセレックが黒色や青色などの目立つ色だったとしても、当院は自信を持ってセレック治療をおすすめしたいほど。それが審美性にもすぐれているのですから、なおさらおすすめしたいのです。
歯を失わないためのセレック治療

保険診療で入れる銀歯や自費診療で入れる金歯は、平均寿命が23.7年であるといわれています。そのため、仮に6歳で銀歯や金歯を入れると29歳までにその歯を損失してしまう可能性があるのです。
それに対し、セレックは10年で96%、30年で約90%の高い残存率を誇っています。
銀歯・金歯・プラスチックのデメリット
- 健康な歯を大きく削ってしまう
- 帯電性があるため、細菌がつきやすい
- 天然歯と熱膨張係数が異なるため、ひずみが生じる
- 金属と天然歯は接着力が弱い
- プラスチックは少ない量だと収縮量も少なく良い治療だが、多い量(削った穴が大きい)だと収縮量が多いため、隙間ができやすく、クラーク(ヒビ)が入る可能性がある
セレック治療のメリット
- 健康な歯を削らなくても接着できる
- 汚れが付きにくく、むし歯になりにくい
- 神経治療をした歯の、特に被せ物の場合、半分以上自分の歯を残せることがある
- 破損に強い
- 10年後も96%の残存率
- 見た目が天然歯とほとんど変わらない
歯を削らないためのセレック治療

従来から行われている銀歯や金歯を使用したむし歯治療では、適合を高めるために健康な歯を多く削る必要があります。しかし、セレックは適合性が高いため、ほとんど歯を削ることなく治療を行うことが可能です。
また、セレックによるセラミックの歯は、天然歯とほぼ同じ硬さになっています。長期間入れていると天然歯とともに自然に削れていくので、周りの歯や噛み合わせにも影響がありません。
セレックの1dayトリートメント
むし歯を防ぐ
一般的に、歯の詰め物や被せ物を作る際には、治療をしたその日に型取りをします。しかし、実際に詰め物や被せ物が出来上がってくるのは約1週間後。その間、「仮のフタ」で過ごすことになり、むし歯に感染しやすくなってしまいます。
一方、セレックであれば、その日のうちに詰め物や被せ物を入れることができるので、むし歯菌の感染や汚れによる接着力の低下を防ぐことができます。
型取りが不要
一般的な詰め物や被せ物を作る際には、ピンク色の粘土のようなもので型を取ります。その際、嘔吐反射が強いと気持ち悪くなってしまう方もいると思いますが、セレックの場合は3D光学カメラで撮影をすればよいだけなので、型取りの手間を省くことが可能です。
来院回数が減る
従来の詰め物や被せ物を作製する際には、1回目で型取りをして2回目に出来上がってきたものを入れる、というように、患者様には2回来院していただく必要がありました。
一方、セレックはおよそ1時間強で出来上がった詰め物や被せ物をお口に入れてお帰りいただくことができます。(※症例によって時間は多少変動します)
麻酔が1回で済む
歯科治療の際の麻酔が苦手という方も多くいらっしゃると思います。一般的な詰め物や被せ物を作製するときには、型取りの際と出来上がった詰め物や被せ物を装着するときに汚れを除去する際の2回麻酔をしなければなりません。
セレック治療では、1回の通院で詰め物や被せ物を作製することができるので、麻酔も1回で済みます。
セレック治療の流れ

1スキャン
セレックで作製した詰め物や被せ物を入れる部分を必要最小限だけ削った後、3D光学カメラで口腔内をスキャンし、データをコンピューターに取り込みます。
2修復部設計
モニター上であらゆる角度から調整を行い、理想的な形をつくっていきます。
設計が終われば、さまざまな色のセラミックブロックから、患者様の歯に近い色のものを選びます。
3修復物作製
コンピューターで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、精密な修復物を作製します。
4口腔内に設置
出来上がった詰め物や被せ物をお口の中に装着すれば、治療は終了です。
ホワイトニング

コーヒーやカレーなど、色の濃いものを食べたり飲んだりしていると、歯の汚れが気になってきます。そんなときは、歯のホワイトニングをすれば、白い歯を取り戻すことができます。
しかし、ホワイトニングはあくまで一時的に歯を白くするものであり、白さがずっと続くわけではありません。ずっと白い歯でいるためには、定期的にホワイトニングを行う必要があります。
サロンに通うような感覚で、ぜひ一度お試しください。
ホワイトニング認定医
当院は、インディアナ大学ホワイトニングフェロー ホワイトニング認定医が在籍し、ホワイトニングのプロによる安心で質の高い治療をご提供いたします。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことです。薬剤を満たしたマウストレーを付けて特殊な光を当てることで歯を白くします。
一日で効果を実感できるので、大切なイベントを翌日に控えているなどで早く効果を出したい方におすすめです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、患者様のご自宅で行っていただくホワイトニングのことです。歯科医院で作製したマウストレーに薬剤を満たし、2~3時間ほどお口に入れていただくことで歯を白くします。
効果を実感できるまでに時間はかかりますが、効果が持続しやすいという特徴があります。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせることで、より高い効果が得られて白さも長持ちさせることができます。